俵山のハンバートハンバート
俵山のハンバートハンバート
最先端の生き方
家から半径1キロで生活の全てが完了する
もはやお金は過去の物になるのかも
人と人が繋がり助け合い生きて行く場所でした
人のこと
山口県の温泉街「俵山」に移住した
中野美千子さん
福岡に住んでいる時は自然派のワインバーを経営
メニュー表に自家製の文字がとにかく多いお店
およそ2年前に福岡の店を閉め俵山に移住
買うという選択肢は考えなくてもいい、ある意味一周回って最先端の生き方のように感じた
俵山の生活
食卓に並んだ食材から顔に塗る化粧水まで現地でとった物を使用し
旦那さんが山で鹿や猪を捕らえてくる
肉を野菜と交換する
美千子さんがその食材を調理する
自分のできる事で誰かを助け
できない事は助けてもらう
僕が住んでる北九州には鹿はいないから
肉を買うならスーパーに行って出どころの
わからない肉や野菜を買う
それが当たり前だけど
一歩外に出れば食べ物が山にある
だけどなにか困ってることあるやろうと思って
福岡から俵山に来て困った事はと聞くと
「特にないね」と一言
街に住んでたときよりも軽く生きてるよに感じた
僕はお湯のでない蛇口の水で顔は洗えなかった
冷たすぎて
仕事のこと
福岡のワインバーもすごく料理の数が多かった
美千子さんの作るパンおいしかった
今は俵山で週に一回パン工房加密列がopen
その日山口に雪が降るという事で雪が降る前に
僕は俵山に22:00に到着後4:00まで車中泊して
パン工房に向かうと
お寺の工房に電気がついてました。
早朝3:00からパン作りがはじまっていました
大量のパンを3:00〜10:00まで黙々と作っていく
明け方には雪が降ってお寺のまりんも寒そう
お寺の住職の入れてくれたコーヒーを飲み
レシピの書いたノート片手に続くパン作り
温泉街で愛されるパン工房加密列のこと
工房でパンを作ってお店に運ぶ前に近くのガソリンスタンドの人が工房に来て毎週パンを買って行く、そのスタンドは俵山では大切なスタンドなのでガソリンを入れる時はできるだけそのスタンドで入れたいと美千子さん言ってた
助け合い
二人でお店の準備をして
パン工房加密列開店
同時に「みっちゃん」と地元の人や「一度来てみたかったんです」と話かける観光の人
どんどん人が入ってくる
大人気やな!
手に気持ちを込めると作り上げる物の味もかわる
福岡に比べると美千子さんにはこちらの生活のほうがずいぶんとあっている感じ
すごく楽に生きているように感じる
昔から作り上げる料理に気持ちがこもっていた
今もきっと気持ちをこめて焼いたパンが温泉街の人達に届いているんだろう
眼鏡日和・片山正太郎写真館